読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

矮小

井の中の蛙

卒論書いた

嘘です.書いてる最中です.

この記事はklis Advent Calendar 2015のために書かれたものです.今年はちゃんと12月の頭からやってます.すごい.記事としては9本目です.記事を書かなきゃいけないことを23時45分に思い出しました.すごい.普通に遅刻しました.すごくない.

知識情報・図書館学類の卒業研究のスケジュール感を把握してもらうために,自分が研究室に配属されてからやっていたことを時系列でまとめたいと思います.僕は知識情報システム主専攻なので他の主専攻の人はあまり参考にならないかもしれません.すみません.他主専攻の人書いてください.

  • 12月: 血の配属戦争をギリギリで平和的に乗り越え第一希望の研究室に配属される.最初のゼミでチュートリアル資料を渡される(最初のはただJavaについて書かれたもの,ただしgradleの話とかも書いてあってモダン).中旬頃にMBAを渡されるのでいじる
  • 1月: この頃から週1でゼミ.新しいチュートリアル資料(ここからは機械学習に関するもの)をもらったりその資料の理解度の進捗を確認したりしながら興味ある分野のサーベイを始める.院に行くかもしれないけど一応という意味で就活を始める.
  • 2月: 冬休みということでゼミは無くて実家に帰ってた.サーベイは多分してた.あとTwilog見たらキレてTwitterからいなくなってた.既に精神状態が危うい.ソーシャルゲーム開発会社とメガベンチャーにエントリーして1次面接で落ちる.Aから始まるコンサルとYから始まるポータルサイトにESで落ちる
  • 3月: ゼミ再開.引き続きもともとやろうと思っていた質問応答についてのサーベイを続けるがある日突然指導教員から「明日のゼミに題目の叩き台を持ってきてください」とのメールが入る.ゼミの方向性と質問応答の相性が悪いのではないかと薄々思っていたのでここで急遽SNS系の題目を提出する.ビビッときたベンチャー企業にエントリーして1次面接・2次面接を受ける.最終面接まで行った中小SIの社長が(検閲により削除されました)でわざと落ちにいく.落ちた
  • 4月: 着手発表.着手のスライドは4月に入ってから作った気がする.ここからはプログラムを書いては実験をし続ける日々.↑のベンチャー企業から内定をもらってこれもう院行かなくてもいいんじゃないかと思い始める
  • 5月: Twitterのデータを使って実験してはゼミで指導教員と議論するみたいなことをやっていた気がする.企業から内定をもらっていたことをゼミで指導教員に報告し院進しないことがほぼ確定する
  • 6月: 実験を続けるうちにこれもっとベースの手法のところから考えたほうがいいんじゃないかという話になり研究対象のレイヤーが1つ落ちる.WebDBフォーラムに出せたら出します(笑)みたいなことを言ったらなんか本当にそういう話になる
  • 7月: たぶん実験してた.何やってたかあんまり覚えてない.ここらへんからだんだん手法がややこしくなってくる
  • 8月: なんか本当にWebDBに出すことになった.精度が出ない→手法を難しくする→精度がもっと出ない→……という負のスパイラルに陥り結局論文を提出できなかった(ネガティブリザルトとしてまとめる可能性もあったけどこの手法だと良くないというのが後々のサーベイで見つかったので自分の意志で提出取り下げを決めた).この経験を機に大学院に進学する気持ちが完全に無くなった
  • 9月: 実家に帰らせていただいた.実家にいる間は研究のことを一切考えなかった(≒考えたくなかった)
  • 10月: 手法を単純なものにしたほうがいいという知見が先の論文提出用の実験の中で得られたので卒論は素直にそっちの方向で書くことに決めた(つまり手法の新規性からアイデアの新規性に重点を移した).予備実験を進める
  • 11月: 論文に載せる評価手法をどうしたらいいかを指導教員と相談し,データを揃えて実験し直す.実験プログラムのデータ取得部に想定とは違う動作を指定た部分が結構あり直すのに苦労する.中旬から卒論執筆に着手する
  • 12月: 実験が全て終わり卒論を仕上げる(まだ仕上がってない)

機械学習系はプログラム用のフレームワークがかなり充実してきており,サーベイしてアイデアが思い付けばあとはデータを集めてプログラム実装して実験するだけみたいな感じになってきている気がします.そのため一度実験をして結果を出せばあとはその結果を見て次にやることが動的に勝手に決まるのでこの分野はそこが楽かもしれません.1年過ぎて感じたことは

  • サーベイは英語でしよう(日本語という言語に着目した研究を除く)
    • 何も思い付かん場合はトップカンファレンスのAccepted Papersを見て面白そうなタイトルの論文を読む→参考文献を芋づる式に読む
  • 最初は小さいところから実験を始めて結果を逐一指導教員に報告しよう
    • なんかしらフィードバックがもらえるはずなのでその後の方針がどんどん決まる
  • 就活するなら早いうちに決めてしまおう
    • 上にもある通りああいう業界はスケジュールがめっちゃ早いです

研究に向いてなかった学生の例ですが参考になれば幸いです.卒業研究頑張りましょう.